受付時間 | 9:00~19:00 ※不定休 (土・日・祝日にも営業日あり) |
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アクセス | 遠軽駅より徒歩11分 駐車場:有り(2台) |
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当院を実際に利用されたお客さまの症例をご紹介します。
首肩の凝りがつらくて眠りが浅く、すっきり疲れが取れずに来院。肩こりは数年前から出てきたとのことで、整体院にも通われていたようです。
カウンセリングの段階でも、頚肩腕症候群、倦怠感、不眠の症状の疑いあり。また喉のイガイガ感もあるとのこと。
触診の結果、ストレートネックの状態が見られ、首、肩回り、背中に強い筋緊張が見られました。首の前側の筋肉や胸の筋肉にも張りが見られました。
また、今回の自覚症状には現れていませんでしたが、下半身のハムストリング、ふくらはぎ、すねにも筋肉の張りが見られました。過去にギックリ腰を繰り返したり、ヘルニアの診断を受けていた事に影響しているかもしません。
首、肩、背中の患部に鍼治療をするのは勿論のこと、全身のバランスを整えるツボに刺鍼して時間を置く形で施術しました。また、自覚症状としてはありませんでしたが、イガイガする 喉に効果のあるツボや、胸とか下半身の緊張している部分にも鍼をして全身治療をしました。
1回目の治療を弱刺激で行いましたが、2回目の時には肩の凝りが大分楽になったとの感想を頂きました。ただし、左肩の症状は軽減したの事でしたが、右肩の凝りが取り切れていないので今後も通院したいとのご希望です。
首肩の症状はここ3~4年で急増しております。それ以前は腰痛が一番多い症状でしたが、現在ではそれを上回っております。
スマホの影響と考えてよいでしょう。ご使用の際は、真下を向かない、背中を丸めない、長時間しない、テーブルの上でやる等の注意が必要と思います。
タイヤショベルでの作業が続いて、座っていると左足が痛くなったり、痺れが出てくる。過去に腰椎椎間板ヘルニアと腰椎脊柱管狭窄症を発症しており、20年くらい前に手術を受けている。術後は良好であったが、最近になって長時間のタイヤショベルでの作業と重い荷物を持った事で、左側のお尻から太もも、すねにかけて痛み痺れが再発したようである。少しでも楽になりたいと、未経験の鍼灸を受ける覚悟で来院。
触診の結果、左殿部、左太ももの外側と後面(ハムストリング)に強い筋緊張が見られ、典型的な座骨神経痛の症状でした。これは、おそらく過去の腰椎椎間板ヘルニアや腰椎脊柱管狭窄症と、今回の過度な作業等が影響していると思われます。
その他にも、腹部と鼠径部の筋緊張や、背中の筋緊張も見られ、運転手に良くある猫背姿勢であったと予想されます。
これらの条件が重なって、症状が現れたのではないでしょうか。
症状の原因と思われる腰部、殿部、太ももを中心に鍼治療をする方針で行いました。この場合も、全身のバランスを整えるツボ(腎に関係するツボ)に刺鍼する基礎治療も施しました。また、今回の症状に関連すると思われる腹部、鼠径部、背中にも施術をしました。
座骨神経痛の症例では珍しく、1回目の治療で大分楽になったと驚きの感想を頂きました。しばらくは通常の作業が出来たとの事です。2回目移行の時には、肩凝りも診て欲しいとの要望があり、鍼灸に対しての信頼度が高まったようです。その後、1~2ヵ月に1度くらいメンテナンスに来院されます。
座骨神経痛で悩む方は、昔から非常に多く、なかなか改善しにくく時間のかかる症状です。YNSA(山元式新頭針療法)の師匠山元敏勝医師にも聞いた事がありますが「難しい症状だね」と言われるくらいです。
今回の様に数回の施術で改善する事は本当に稀で、施術が上手く行ったと言うよりは、患者さんの身体の良い条件が重なったのではと思います。
通常は施術1日、2日は楽でもまた元に戻ることが殆どです。何度も治療を重ねる事で、少しずつ回復していく事が多いですね。ただし、高齢の方は腰や股関節回りの関節が変形したり、硬くなるなどして改善が難しい印象があります。
大切な事は、1度の施術で良い結果が出ないからと諦めず、何度か通ってみたり、歩き方や苦痛が軽減する姿勢などを相談してみると良いかもしれません。
屋根や高所での作業が多く、腰痛が慢性的にある状態であった。数日前に重い物を持った作業を行い、ギックリ腰を引き起こしたとの事で来院。腰以外にも首、背中、ふくらはぎにも慢性痛があるとの事。
触診の結果、腰回りと殿部の外側に強い筋緊張が見られ、首、背中、ふくらはぎにも張りや凝りが見られました。また、ご本人は気にされていませんでしたが、鼠径部や股関節回り、すねにも筋緊張が見られました。
1回目の治療で大分楽になったようですが、多少痛みが残っていたのと今後の悪化を防ぐために、2回目、3回目と施術させて頂きました。
今回の場合の様に、ギックリ腰の患者さんには鍼灸治療を2~3回行い、もともと慢性腰痛をお持ちの方には、月に1回程度のメンテナンスに来て貰う様にしています。なぜならば腰に問題を抱えたまま放っておくと、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などが進み、座骨神経痛の症状が出現する恐れがあるからです。
ギックリ腰も非常に多い症例の一つですが、軽く考えている患者さんが沢山いらっしゃいます。腰痛が酷くなったぐらいに考えていたり、何もしてないのに突然なったと言う人が非常に多いです。
しかし、ギックリ腰(急性腰痛症)になる9割以上の方が、もともと腰が弱かったり、前傾姿勢で腰のS字カーブが無くなっていたり、椎間板ヘルニアなど何らかの問題を持っている印象です。健康な人が過度な負荷によるギックリ腰になるケースも無いわけではありませんが、腰に何らかの問題を抱える方が殆どです。
ギックリ腰を起こしやすい人や、1度でもなった事のある人は、再発しないように気を付ける必要があると思います。普段から体操やストレッチをしたり、前傾姿勢にならない様にしたりボディメンテナンスが必要だと思います。
〒099-0418
北海道紋別郡遠軽町
二条通南1丁目4-5
遠軽駅より徒歩11分
駐車場:有り(2台)
9:00~19:00
不定休(土・日・祝も営業日あり)